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Ⅱ.労働環境改善の進め方労働環境改善マニュアル

【 ステップ4 】計画策定

~目標と達成のための実施事項の決定~

自社の目指す姿を確認し、ステップ3 の現状分析の結果を踏まえ、労働環境改善の目標(例えば、時間外労働の削減、年次有給休暇の取得日数増、健康診断・面接指導の積極的実施等)を明確にしましょう。
また、目標を達成するため、「誰が」「いつまでに」「何を」実施していくのか、具体的な対策とスケジュール(アクションプラン)を作成しましょう。

【ポイント】
明確な目標を設定するための視点

現状分析から抽出された課題の解決により、実現したい状況を想定し、明確な目標を設定しましょう。そのために次の視点で検討してください。

  1. 具体的なテーマか?
  2. 測定可能か?
  3. 達成可能か?
  4. 目指すべき成果に基づいているか?
  5. 達成期限は明確か?
現実的で、継続性の高い計画を策定する

月20 時間~ 30 時間など時間外労働が多い人とそうでない人を比較検証し問題解決し、最後に全員が定時に帰ることができるような環境をめざす、というように段階的に進めていく。

委員会メンバー以外の社員の意見も積極的に求める。

取組を実施する段階で、メンバー以外の協力を得るためには、「意見箱」、「社内アンケート」等により、様々な社員の意見を聞く機会を設け、社員の意見にも積極的に対応していくとよいでしょう。その機会はまた、社員に取組の目的を理解してもらう良い機会にもなります。

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