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印刷業界のCSRとは?Corporate Social Responsibility

印刷業界におけるCSRを考えてみましょう。現在、印刷会社は全国的に見ても減少傾向にあります。これにはさまざまな要因が考えられます。インターネットの普及や、さまざまな情報通信の媒体が生まれてきたこと、受注確保のために過当な価格競争を引き起こしたこと、顧客満足(CS)に目を奪われるあまり、社員や外注先に対して多くの犠牲を払わざるを得なかったことなど。これらはつまり、印刷業界自体が印刷業本来の価値を低下させてしまったとも言えるのです。 

多くの経営者は「自社」と「クライアント」の関係性だけに目がいってしまい、社員や企業を取り巻くさまざまなステークホルダー(利害関係者)、地域社会や地球全体にいたるまでの関係性についてはあまり意識してこなかったのではないでしょうか。今一度、自分たちの社会的な存在意義を考え直し、本来の価値を問い直すこと。それが現在の印刷業界に求められていることなのです。受注本位、利益本位、顧客本位の経営から、社会的な責任に基づいた経営への変革。それこそが、現在の印刷会社経営に必要なことであり、また今後の社会の中で必要とされる企業であり続けるための方法のひとつなのです。そして、社会的な責任を果たすことが、ひいては利益に結びつくものなのです。

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